アル・ヘイグ

新しいCDを聴いていると、たまに往年の演奏を聴きたくなることがあります。
最近では、アル・ヘイグというピアニストのアルバムを聴いています。

アル・ヘイグは、バップ全盛の時代に、チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーらと共演している、ベテラン・ピアニストですが、神経質で気難しく、謎めいた行動も多かったと言います。

しかし、バド・パウエルに影響を受けているにもかかわらず、そのピアノの演奏はとてもやさしく、聴いていると懐かしさを感じさせます。

私がこの人のJAZZ-WILL-O-THE-WISPというアルバム(もちろんLPで)を購入したのは、今から40年近く前のことでした。
ジャズ雑誌の批評を読んで購入したのですが、当時まだ20代だった私には少しも楽しいと思えず、結局処分してしまいました。
最近、改めてCDで買い直して聴いていますが、今では何の違和感もなく、むしろ安らぎを感じます。
ありきたりな言い方ですが「歳をとってわかる良さ」ですね。

アル・ヘイグ


















ちなみに、アル・ヘイグは日本に来たこともなく、1982年に他界してしまっています。



Posted by カフェおやじ. at 2011年09月09日21:52

この記事のコメント

アルヘイグのインビテーションの一曲目のホーリーランド?(リーモーガン同名異曲)をバイト終わりの閉店後短いマイナーブルースに何度も針を落とした曲です。
バップにしてはあまりにコケティッシュで可憐な儚い華のような演奏でした^_^
イントロのルバートから引き込まれます!
ヘイデンさんもECMからジャズジャイアントとのデュエット集で癒しをジャズから初めて貰いました。リベレーション M.orch.もそう言うものだったんだなぁと^_^
Posted by 堀越良一 at 2022年09月04日 19:57

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