お正月には . . .

あけましておめでとうございます。

今年は4日から営業を始めました。

今年も、皆さんといっしょにジャズを楽しんでいきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

まずは、お正月らしく、理屈抜きで楽しめるものを聞いてみたいと思います。

私が学生の頃(40年以上前になりますが)購入したRamsey Lewis Trio 「THE IN CROWD」というアルバムがあります。
表題曲のファンキーさも心地よいのですが、映画音楽から「スパルタカスー愛のテーマ」「フェリシダージ(黒いオルフェ)」という馴染みやすい曲のほか、エルディー・ヤングのベースをフューチャーした「テネシー・ワルツ」も、大胆なアレンジで聞かせてくれます。




  

Posted by カフェおやじ. at 2010年01月05日10:01

クリスマス・セッション

55年前のクリスマス・イヴの日、ニューヨークでは2つの歴史的なレコーディングが行われました。

1つは、You'd Be So Nice To Come Home To の名唱で知られるHEREN MERRILL with CLIFFORD BROWN
H.MERRILL と、天才トランペッター C.BROWN、アレンジャーとしてQUINCY JONES が参加しています。
(H.メリルは、そのハスキーな歌声ゆえに「ニューヨークのため息」というニックネームがつけられました。)

別のスタジオでは、MILES DAVIS BAGS' GROOVE別名「クリスマス・セッション」の録音が行われています。
こちらには、M. DAVIS のほか、タイトル曲の作曲者であるMILT JACKSON、ピアノのTHELONIOUS MONK らが、全4曲(別テイクを含めると6曲)をレコーディングしています。

このレコードはマイルスとモンクの唯一の共演盤という一面を持っていますが、そんなことには関係なく、演奏の素晴らしさによって歴史的名盤の一枚に挙げられています。

それにしてもさすがにニューヨーク、こんなすごいセッションが同じ日に行われていたんですね。

  

Posted by カフェおやじ. at 2009年12月24日20:20