PALLADIUM

1月も今日でおしまいです。
前回、「お正月には日本のジャズを」と申し上げて「銀界」をご紹介しました。

「日本のジャズも良いよ」と言いながら、たった1枚だけのご紹介ではどうもスッキリしません。

ということで、私としては「日本のジャズの最高傑作の1枚である!」と自信をもってお勧めできるアルバムをご紹介します。

アルバムは、佐藤允彦さんの「パラジウム」です。
佐藤さんのピアノと、ベースの荒川康男さん、ドラムの富樫雅彦さんというトリオは、他のピアノ・トリオにはない独自の世界を創造しています。
録音は、先にご紹介した「銀界」から遡ること1年半前の1969年3月です。

思えば、日本のジャズも大いに可能性を探求した、良き時代ではありました。
  
タグ :佐藤允彦


Posted by カフェおやじ. at 2011年01月31日21:25

お正月に聴きたいジャズ

あけましておめでとうございます。
今年のお正月は4日間お休みをいただき、本日から営業を始めました。

お正月ということで、久しぶりに山本邦山の「銀界」を聴いています。
このアルバムは、尺八によるジャズという、とても珍しい演奏です。
バックを固めているのは、菊池雅章、ゲーリー・ピーコック、村上寛という蒼々たるプレイヤーです。

録音は今から40年前の1970年、日本のジャズも意欲的な時代だったと記憶しています。
日本のジャズに興味のある方は、ぜひ一聴されることをお勧めします。


  


Posted by カフェおやじ. at 2011年01月05日19:39