カフェ・マイルス徒然草

チック･コリアと言えば、あのカモメの写真で知られているRETURN TO FOREVER が定番です。
私もC.コリアの代表作として異論はありません。













しかし、あえて私が皆さんにオススメしたいのは、RETURN TO FOREVER から8ヶ月後に録音されたLIGHT AS A FEATEHR 。ジョー･ファレル以下の録音メンバーも全く同じで、RETURN TO FOREVER の続編的な意味合いを持っているアルバムです。
しかも、今ではC.コリアの最高のヒット作になった SPAIN の初録音盤でもあり、CAPTAIN MARVEL や 500 MILES HIGH などの聴きやすい曲も並んでいます。
なのに、このアルバムは、RETURN TO FOREVER の影になってしまい、あまり聴かれていないようです。
「カモメは知っているけどフェザー（羽根）は聴いたことがない」という方は、ぜひ一度聴いてみてください。スタン・クラークのベースも、前作とはまた違った良い味を出していますよ。













（私の友人が「あれはカモメとは違うんじゃないか」と言っていました。私は鳥のことはよく知りません。知っている方がいたら教えてください、どうでも良いことですけど。）  

あけましておめでとうございます。

今年は４日から営業を始めました。

今年も、皆さんといっしょにジャズを楽しんでいきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

まずは、お正月らしく、理屈抜きで楽しめるものを聞いてみたいと思います。

私が学生の頃（４０年以上前になりますが）購入したRamsey Lewis Trio の「THE IN CROWD」というアルバムがあります。
表題曲のファンキーさも心地よいのですが、映画音楽から「スパルタカスー愛のテーマ」や「フェリシダージ（黒いオルフェ）」という馴染みやすい曲のほか、エルディー・ヤングのベースをフューチャーした「テネシー・ワルツ」も、大胆なアレンジで聞かせてくれます。